こんにちは!
埼玉県で唯一!浦和で活動中!
慢性痛を根本から解決する動作改善専門トレーナー
Active conditioning代表の和藤 拓真です!
日常的に口で呼吸している方多くないですか?口呼吸が腰痛を起こしてしまうというお話です。
下記に1つでもチェックがつく方は腰痛のリスクが高いかもしれません。
- 気づいたら口呼吸になっている
- 口が乾く
- 寝てるときはいびきをかいている
- 寝ても疲れが取れにくい
- 息苦しい
そもそも正しい呼吸ってどんなの?
腹式呼吸、胸式呼吸等色々とありますがこれが正しい呼吸ですと言うのはありません。
呼吸は脳がコントロールをしており、簡単に言うと
その時々、運動や安静時、睡眠時などに適した呼吸が無意識でできることです。
ただ人は1日に約2万3千回もの呼吸を行なっておりそのほとんどが安静時呼吸いわゆる腹式呼吸になります。
逆に運動などを行なった後は努力時呼吸と言われ胸式呼吸になります。
違いとしては努力時呼吸では腹式呼吸で使われる筋肉の他に首や鎖骨、肩周りの筋肉も使われます。
今回あげた口呼吸も然りですが他の理由含め呼吸が乱れると安静時にも努力時呼吸になりやすくなってしまうのです。
つまり寝ている時なども首回り肩周りの筋肉を使い続けてしまっていると言うことです。
なかなか疲れが取れないし首、肩も凝るなと言う方は呼吸が乱れているかもしれません。
また呼吸はくせになりやすく、悪い呼吸を行なっていると1日で慢性化してしまうと言われています。
なんで口呼吸で腰痛になるの?
では本題です!
先ほども言ったように呼吸が乱れると努力時呼吸になりやすいのはもうわかりましたよね?
努力時呼吸では首、肩周りの筋肉を過度に使ってしまいます。
常に肩が上がる呼吸になるわけです。
肩が上がると言うのは肩甲骨や鎖骨の事になります。
肩甲骨、鎖骨は頭を支えるための筋肉が頭の骨から出てついているところになります。

こんな感じです。
肩甲骨、鎖骨が正しいポジションに収まっていることで図のように筋肉にテンションをかけ頭の位置を安定させているのです。
つまり呼吸が乱れることで頭の安定性が損なわれてしまいます。
そうなると姿勢はこのようになります。

姿勢が崩れ頭は前方に、背中は丸まり、お腹周りいわゆる体幹も前方に出ます。
こうなると体幹部の筋肉も正常に働かなくなってしまうのです。
体幹部の筋肉が働かないと常に背骨(腰椎部)で支えてしまいます。
その周りにある脊柱起立筋群は常に負担がかかり続け腰痛に繋がってしまうのです。

まとめ
これが正しい呼吸というのはなく運動時や安静時、睡眠時に合った呼吸を無意識で行えることが正しい呼吸である
口呼吸も含め呼吸が乱れることで安静時でも努力時呼吸になりやすい。
安静時でも努力時呼吸になってしまうことで首、肩、鎖骨周りの筋肉を過度に使って続けてしまう。
結果頭を安定させる機能が低下し姿勢が崩れてしまう。
頭が前に出て、背中が丸まり、腰は反る姿勢になることで体幹部の筋肉が機能せず背骨(腰椎)に負荷がかかり腰の痛みに繋がってしまう。
他にも口呼吸になることでマイナスなことが多々あります。
口呼吸は百害あって一利なしと言われているくらいです。
ご自分の呼吸を一度見直してみてはいかがでしょうか。
以前に口呼吸と鼻呼吸についてのブログも書いておりますので参考にしていただければと思います。
体験を希望の方はこちらをクリックし内容に沿ってメールをお送りください。

投稿者プロフィール

- パフォーマンスコーチ
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柔道整復師
元プロバスケットボールリーグトレーナー
腰痛を根本から改善する動作改善専門トレーナーを行なっています!
お身体についてのためになる情報を発信していきます。
趣味はバス釣り、フットサル、身体についての本を見ること
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