こんにちは!
埼玉県で唯一!浦和で活動中!
腰痛を根本から解決する動作改善専門トレーナー
AC LAB代表の和藤 拓真です!
前回口呼吸で腰痛になるという内容をあげました。
前回の内容で大体のメカニズムはわかったかと思いますが今回はさらに深掘りした内容をお届けします。
より体の内部で起こっている事を理論的にご説明したいと思います。
少々マニアックな内容になっておりますw
腰痛の原因とは?
まずは前回のおさらいです。
口呼吸も含め呼吸が乱れることで安静時でも努力時呼吸になりやすい。
安静時でも努力時呼吸になってしまうことで首、肩、鎖骨周りの筋肉を過度に使い続けてしまう。
結果頭を安定させる機能が低下し姿勢が崩れてしまう。
頭が前に出て、背中が丸まり、腰は反る姿勢になることで体幹部の筋肉が機能せず背骨(腰椎)に負荷がかかり腰の痛みに繋がってしまう。
でしたね!
ではこれらをさらに細くご説明したいともいます。
呼吸に関わる筋膜の繋がり
人の体には特に繋がりが強い筋膜の繋がりがぞんざいします。
そのうちの1つにDFL(ディープフロントライン以下DFL)と言うものがあります。他にもあるのですがそれはまたの機会に。
この筋膜の繋がりは身体の前面、顎から足裏まで続きます。※写真参照


この筋膜の繋がりが口呼吸が引き起こす腰痛に重要なのです。
体幹部を構成するインナーユニット
体幹が重要とスポーツをやられている方は指導者の方や情報誌などで散々言われり見たかと思います。
でもなぜ大事なのかわかる方はあまり多くないかもしれません。
インナーユニットとは横隔膜、骨盤底筋、多裂筋、腸腰筋、腹横筋と言われる深部にある筋肉です。
これらの筋肉がお腹の中で壁になり腹腔内圧を高め姿勢維持を行なっているのです。(写真一番左)

腹腔内圧は脊柱椎間の配列を整え、椎間関節の剪断力を最小限にし椎間板にかかる圧力を30〜50%軽減すると言われています。
またこれらの筋肉は全て強調して働くのでどれか1つでも機能不全を起こすと他の筋肉にまで波及し機能低下を起こしてしまいます。
インナーユニットが正しく機能しない事で姿勢はもちろんのこと体幹より下や上の関節の機能低下等も起こり得るのです。
話を筋膜に戻しますがこれらの筋肉に繋がりが強いのが先ほどあげたDFLになります。
舌骨筋、横隔膜、腸腰筋、骨盤底筋、内転筋、後脛骨筋、長拇指屈筋・・等
口呼吸によるDFLの機能低下
口呼吸によりまず何が起こるかと言いますと顎が下がります。
顎が下がることで気道が狭くなります。そのせいで無意識に酸素をより吸うために頭を前にだし気道を確保しようとするとも言われています。
あとは呼吸の乱れによる肩甲骨、鎖骨の挙上で頭が安定しないことです。
顎が下がり頭が前に出ると顎についている舌骨上筋、舌骨下筋が伸長します。
舌骨筋の繋がりにあるのが横隔膜です。
また頭が前に出ることで背中が丸まり胸椎は後弯し、肋骨は内旋します。
舌骨筋の筋膜の繋がりと円背姿勢から横隔膜の機能は低下してしまいます。
横隔膜の機能が低下することで腹式呼吸がさらにできにくくなり体幹部の腹腔内圧が高まりににくくなります。
結果的に姿勢不良から腰痛になってしまうのです。

まとめ
DFLでの筋膜の繋がりが口呼吸が引き起こす腰痛に関わる
口呼吸により舌骨筋が伸長しDFLの繋がりから横隔膜の機能低下を引き起こす
インナーユニットが働きににくくなることで腹腔内圧が高まりにくく体幹の安定性が損なわれる
結果的に姿勢が崩れ腰痛になりやすくなってしまう。
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投稿者プロフィール

- パフォーマンスコーチ
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柔道整復師
元プロバスケットボールリーグトレーナー
腰痛を根本から改善する動作改善専門トレーナーを行なっています!
お身体についてのためになる情報を発信していきます。
趣味はバス釣り、フットサル、身体についての本を見ること
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