慢性腰痛の根本改善に重要なこととは?

慢性腰痛を改善するためには何が重要なのか日常ではどういった意識を持てばいいのかご説明していきます。

日常での姿勢どうですか?
慢性腰痛といっても色々と原因はあるかと思います。

ただ、腰が痛いと言いつつも猫背姿勢になってしまっていたり、デスクワーク時に足を組む姿勢でいたり、なかなか日常での意識が薄れてしまいがちではないでしょうか。

痛みの改善はかなりシビアです。
トレーニング時の意識はもちろん日常でもトレーニングで学んだ姿勢や動きを意識していただきたいのです。

なぜならトレーニングでいくら正しい姿勢を意識しても日常の時間から比べたらほんの一部にすぎません。

そのほかの時間の方がトレーニングより動いていますよね?

なので意識が薄れてしまうと普段の楽な姿勢が勝ってしまいいつまで経っても改善されません。

「じゃあお腹が抜けないように一日中お腹に力を入れていなければいけないの??無理でしょ!」

という声が聞こえてきそうですがそんなことはありません!

私が特に意識を持っていただきことは下記2点です!

足裏の重心
足裏の重心位置は舟状骨と言われる骨のあたりにあります。

写真でいうこの辺りです。


この重心位置が重要で立位姿勢になった時に耳からこの赤丸までを線で結び一直線になった時が一番スムーズに股関節を動かすことができると言われています。


ふくらはぎが張る、腿前が張るという方に多い姿勢ですね。

このような姿勢では重心位置がずれかかと荷重やつま先荷重になりやすいです。

重心位置は姿勢によってずれてしまうからです。

逆を言えば重心位置を舟状骨(写真赤丸)の場所を意識すれば姿勢も変わるのです。

頭の上から紐で引っ張られている意識
重心位置の意識が持てても上体が猫背姿勢ならまた元の重心位置に戻ってしまいます。

なので上体の意識も必要です。

私がよくお客様に言っているのは頭の上から紐で引っ張られているイメージを持って立ってくださいと伝えています。


そうするとまっすぐ立てるイメージが持てます。

それと同時に重心位置も意識できると正しい姿勢が保てます。

正しい姿勢にさえなってしまえまばお腹に力を入れなくても自然にお腹にある程度の力が入るようになります。

それが本来のお腹の筋肉の役割で、重力に対して姿勢を安定させようとしているからです。

お腹の筋肉は姿勢が良くなれば自然に使われるのです。

重心位置と姿勢の両方が意識できると歩行の際も正しく身体が機能してくれるので負荷のかかりにくい動きになります。

まとめ
まずは日常での意識を持てるようになることが慢性腰痛改善の第一歩です。

なぜなら慢性痛は不良動作の積み重ねで起きるからです。

私も当日は独学ながらどうしたら痛くならないだろうかと悩み、勉強してきました。

トレーニングでもこのフォームでやると腰に来ないなとか、このストレッチやると腰が楽になるななど色々試しました。

その結果今では坐骨神経痛もなくなり快適に生活できています。

私も今は腰痛を改善させる側にいます。正しいトレーニング動作やその理論、意識は伝えられます。

ですがそれを実際に行うのはあなた様です。

知識が増えてもそれを実行しなければ身体は改善しません。

学んだ内容を日常ですぐにアウトプットする習慣がつけばそれだけで改善は早まることでしょう!

1日でも早く痛みを改善し、快適に日常を送れることを切に願います。

浦和筋膜整体LIM