脊柱管狭窄症によるお尻の痛みしびれ改善症例①

【来院者情報】

2024年 12 月 70代 男性

主訴

整形外科で脊柱管狭窄症と言われ薬を服用中です。
別の整体院で施術を4~5回受け痺れは以前よりましになりましたが狭窄症には不慣れでした。
パーソナルトレーニングを取り入れ根本の治療をお願いします。

7月くらいからおしりから足先まで痺れがひどいです。
朝夕に犬の散歩で1万ぽ歩いている。500メートルくらい歩くと脛の外側が痛くなり、さらに太ももまで痛くなる。背中を丸めると良くなります。すり足によって右足背部も痛くなります

脊柱管狭窄症の運動療法の本に書いてあった運動をするも良くならず娘にちゃんと習った方が良いと言われ貴院に行きつきました。

評価内容

【姿勢評価】

立位弓なり姿勢、頭部前方突出、胸椎フラット

【動作評価】

脊柱屈曲、伸展、回旋、側屈ROM低下

スクワットモーション:膝優位、股関節が使えていない

シングルレッグ:右軸時重心移動が正しく出ず、上半身で代償

フェーバーテスト:左右陽性

【歩行評価】

右支持での立脚中期から終期において右股関節でのローディングがうまく出ない

【筋膜の硬さ】

股関節周囲、大腿前面、大腿内側にかけて硬さが顕著にあり

 

上記評価内容から
立位姿勢で腰椎伸展のため脊柱管を狭窄しやすい
胸椎の動きが出ないことで腰椎が過度に動いていいると評価
また股関節の動きも出ておらず腰椎で代償しているため負担が大きいと評価

胸椎の動き、股関節の動きを体幹と共同させながら動きを作る必要がある

施術内容

〈初回時〉

筋膜整体

触診での評価で硬さが顕著にあった筋膜へのアプローチ

筋膜への施術後痛みレベル10→7

痛みは最初より軽減

ただ姿勢は変わっていないので硬さを取ったところ運動でしっかり繋げていく

 

運動療法

呼吸エクササイズによる後縦郭に拡張

bridgeエロンゲーションにより脊柱の分節運動

立位で痺れやや軽減するも歩くとまだ痺れが出てくる感じでした

〈2回目〉

自宅でもエクササイズを継続しており痛み、痺れも前回から軽減傾向

筋膜整体

前回同様の箇所とお尻まで範囲を広げ実施

筋膜への施術後痛みレベル10→7前回より感覚良し

運動療法

前回の種目は宿題にし脊柱の動きを作るエクササイズを増やしました

また呼吸によって後縦郭を広げるエクササイズもバリエーションを替え実施

 

この方は硬さが強く特に脊柱の動きが出にくかったです
最初は筋膜の硬さを取りながら脊柱の分節した動きを作るように行いました
3回目来られた際は犬の散歩をしていても痺れは出るが頻度が少し下がったと感じるとのことでした。

それ以降もエクササイズ中心に行い痺れる箇所が足先だけになりお尻はほぼなくなりました。
現在はご自宅でもエクササイズができているので来院頻度を下げて運動療法を中心にコンディショニング維持のため継続しております

担当者:和藤 拓真(ワトウ タクマ)

浦和筋膜整体LIM