一度は聞いたことであるであろう腰の代表的な症状が椎間板ヘルニアですね。
聞いたことはあってもどんなものなのかはあまり知られていないのではないでしょうか。
今回はヘルニアについてのメカニズムとそれを予防するにはどうしたらいいかをお伝えしたいと思います。
ヘルニアとは?また発生機序は?
ヘルニア=何かが飛びだすこと。という意味だそうです。
背骨(脊柱)の椎骨と椎骨の間にある軟骨状のクッションのことを椎間板と言います。
このクッションが何らかの原因で飛び出してしまい後ろにある神経を圧迫してしまうのがいわゆる椎間板ヘルニアになります。
どういったときになりやすいかと言いますと物を持ち上げる際なのどが特に多いと言われております。
なぜかと言いますと前かがみで状態を倒す姿勢を取ることで椎間板が後ろに押し出される圧力がかかりやすいからです。
その圧力が瞬間的にかかってもなりますし、繰り返しの負荷がかかってもなります。
ヘルニアの症状
特徴的な症状は2つあり
1つは腰痛
もう1つは神経のまひ症状です。
神経症状はヘルニアの部位によって異なります。
特に多いと言われている部分は第4腰椎と第5腰椎の間です。
ここが圧迫されると第5腰椎神経根が影響を受けやすく、坐骨神経痛や膝から下の外側や足の甲の知覚低下などが起こると言われております。
この他にも第5腰椎と仙骨の間もなりやすいと言われており足首を下に向けるやアキレス腱反射が弱まると言われております。
ヘルニアの診断は?
これは病院での画像チェックになります。
いわゆるMRIなどです。
ヘルニアがあってもヘルニアが原因ではないこともあります。
この辺は椎間板ヘルニア等を専門で行なっている病院をお勧めします。
先生によってはとんでもない診断をされる先生もいます。
私のクライアントでも手術しないとダメと言われたそうです。
その方はトレーニングによって手術なしで回復しています。
ヘルニアを予防するには?
ヘルニアを予防するにはまずは身体の使い方、それと体幹の安定性向上です。
ほとんどは身体の使い方といっていいほど重要です。
なぜならヘルニアは先に言ったように腰が丸まったり、その状態で腰を使いすぎてしまうことで椎間板の圧力が増してしまうことが原因だからです。
そもそも腰の部分は体幹の部分になるのでお腹や腰が過度に動くの身体の使い方としてもよくありません。
人の身体の使い方として体幹部分が安定することで股関節が正しく動くことができるのです。
体幹が安定しないから股関節が動かないのか、股関節が動かないから体幹が安定せずに動きすぎてしまうのかは鶏が先か卵が先かの話になってしまうのでわかりませんが改善策としては両方にアプローチをすることが重要です。
写真は人の身体をクレーン車で例えたものです。
土台となる体幹部が安定しなければ股関節(アーム部)は動かせないですよね?
体幹部を安定した状態で股関節を動かしたり、体幹部を安定させるトレーニングを行なったりが必要になります。
まとめ
ヘルニアは飛び出すという意味
腰の痛みや神経症状がでる。
ヘルニアが直接の原因でないこともあるのでしっかりとした検査が必要。
専門医に必ず見てもらうこと!
予防にはトレーニングが必要。
腰回りに負担をかけすぎない動作教育が必要だから!
体幹部を安定させたまま股関節を動かすなど。
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浦和筋膜整体LIMでございます。