テニス肘による肘の痛み改善症例①

【来院者情報】

2025年 3月 50代 女性

主訴

1か月前に左テニス肘になり、整形外科に行きリハビリを行うもなかなか治りません
レントゲン上骨には問題なくテニス肘と診断されました

清掃業を行っており仕事中に痛くなってしまった
特に絞る動作で傷みが強く出ます

動かさなくても痛いときがあり、先日近所の整骨院で電気治療したら余計に痛みが強くなってしまいました

 

評価内容

【姿勢評価】

立位弓なり姿勢、頭部前方突出(ストレートネック)、上位胸椎フラット

【動作評価】

脊柱屈曲、伸展、回旋、側屈ROM低下

SH Mobility 上 シュラッグ、肩すくむ

SH Mobility 下 腰の位置まで

頸椎伸展、屈曲、回旋すべてROM低下

手関節背屈、掌屈:背屈で外側上顆に痛みあり、圧痛もある

【筋膜の硬さ】

前腕から肩周り、肩甲骨にかけて硬さあり

施術内容

〈初回時〉

筋膜整体

触診での評価で硬さが顕著にあった筋膜へのアプローチ

筋膜への施術後痛みレベル10→6

限局性圧痛もあったが施術後は痛みレベルが軽減

 

運動療法

呼吸エクササイズによる後縦郭に拡張

チェアマシンで肩甲骨外転プッシュ 後縦郭の拡張と前鋸筋への刺激

前腕のストレッチを実施

 

翌日に痛みが軽減したとの連絡あり

日常生活や仕事においても痛みのある個所に負荷をかけない動きを提案

実施いただけています

 

〈2回目〉

痛みは前回から軽減傾向

筋膜整体

前回同様の箇所と首周りまで範囲を広げ実施

筋膜への施術後痛みレベル10→5前回より感覚良し

運動療法

前回に引き続き呼吸エクササイズによる後縦郭に拡張

チェアマシンで肩甲骨外転プッシュ 後縦郭の拡張と前鋸筋への刺激

前腕のストレッチを実施

 

3回目、4回目と回を追うごとに痛みは軽減傾向です。
4回目の時点で痛みレベル10→2くらいまで下がっており、次の目標である姿勢改善を行いたいとのことで改善のためのエクササイズを合わせて行っております

担当者:和藤 拓真(ワトウ タクマ)

浦和筋膜整体LIM