【来院者情報】
2024年 2 月 70代 女性
主訴
5年ほど前に整形外科で、変形性膝関節症といわれ、三年通うも良くならず、膝内側を昨年一年かけ、自己培養RPR治療もし、だいぶ良くなりましたが、右膝の別の場所が痛くなったり、歩き過ぎると、痛みが出ます。
10年前に右股関節が痛くなりそこから膝が痛くなったと思う
評価内容
【姿勢評価】
立位弓なり姿勢、頭部前方突出、胸椎フラット
【動作評価】
脊柱屈曲、伸展、回旋、側屈ROM低下
スクワットモーション:膝優位、股関節が使えていない、しゃがむ怖さありそのため左荷重
シングルレッグ:右軸時重心移動が正しく出ず、上半身で代償
【歩行評価】
右支持での立脚中期から終期において左股関節でのローディングがうまく出ない
【筋膜の硬さ】
股関節周囲、大腿前面、大腿内側にかけて硬さが顕著にあり
上記評価内容から
膝の怖さ痛み、股関節の動きの左右差もあることから右での荷重ができず膝への負担に繋がっている可能性

施術内容
〈初回時〉
筋膜整体
触診での評価で硬さが顕著にあった筋膜へのアプローチ
筋膜への施術後痛みレベル10→6
膝の屈曲伸展での怖さ軽減
スクワットでの怖さも軽減、ただしまだ膝優位な動作ではある
運動療法
呼吸エクササイズによる後縦郭に拡張
臀部のストレッチもご提案
〈2回目〉
痛みは前回から軽減傾向
筋膜整体
前回同様の箇所とお尻まで範囲を広げ実施
筋膜への施術後痛みレベル10→5前回より感覚良し
運動療法
踵、ハムの感覚を高める呼吸エクササイズ
まだ膝周り、股関節周囲の硬さが強いため前回のエクササイズは宿題にし施術メインで実施
この方は硬さが強くあったので3回目までは施術メインで実施。呼吸エクササイズは実施していました
4回目来院時には痛みがだいぶ軽減してきたので運動のボリュームも増やしました
現在はご自宅でも運動ができるルーティーンもできているとのことでしたので来院頻度を下げて月に1回運動療法を中心にコンディショニング維持のため継続しております
以前より歩いても痛みも出ていないとのこと。ご家族との旅行も楽しんでいらっしゃいます
担当者:和藤 拓真(ワトウ タクマ)

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浦和筋膜整体LIMでございます。